勤務医の確定申告
勤務医の皆さん 確定申告していますか?
大学勤務となり、地域医療への貢献と名する外勤が大きな収入源となります。
複数の病院からの給与所得を得ますから当然確定申告が必要となります。
確定申告をすると、まあなんと所得税を納めていることか。
源泉徴収って労働者が財布にお金をいったん入れる前に税金をいただいちゃうので、
納税した感が薄れますよね。
それはいいとして、確定申告すると税金が重いことを実感します。
金持ちは年収よりも税金を気にするといいますが、
確定申告を制する者が蓄財レースを制す。のです。
確定申告で使用できる控除
勤務医は白衣やスクラブ、専門医の維持のための学会参加、出張費などさまざまな費用が
かかります。参加学会数5学会。その他何とか研究会なんかも年会費とられます。
これらは、すべて給与所得控除として最大195万円(令和2年から)に含まれてしまいます。
令和元年までは再度220万円でした。実質増税ですね。
ただ、学会等への参加の頻度にもよりますが、実は業務上の経費を計算してみても
なかなか195万円は実際超えません。まあ、個人的には195万円で納得しています。
基礎控除:年収2400万円以下であれば48万円。
配偶者控除:(年収103万円以下の配偶者あり)、配偶者特別控除:(年収201万円以下の配偶者)
は、納税者の合計所得1000万円(給与収入のみであれば年収1195万)で適応外になります。
ほか、控除がみとめられているものは….。
扶養控除:16歳から18歳の学生 38万円 19歳から22歳の学生(バイトしすぎに注意)63万円
生命保険控除、住宅ローン控除、医療費控除、iDeCo、ふるさと納税、くらいなものなんです。
そのなかで圧倒的にお得なのはiDeCoです。
もちろんふるさと納税も計画的に。
i DECO について
iDeCoは、60歳まで資産を動かすことができないデメリットのみ。
公務員であれば月12000円×12=24万円を節税しながら資産形成できるのです。
楽天証券で口座を作って節税しながら資産形成中です。5年となりました。
648,074円の投資額は現在978,246 円まで膨れました(運用利回り18.16 %)
以降4%の利回りでいけば60歳時には約470万円、仮に7%であれば670万円。
iDecoしなければ、税金をはらってもちろん上の金額は0円です。
もちろん元本割れのリスクはありますので、
長期投資でこつこつ節税しながら老後資金を形成しましょう。
最後に投資の最終判断は皆さまご自身の責任でお願いします。
まとめ
勤務医の確定申告に関して、控除可能な項目は、給与所得控除、基礎控除、
配偶者控除、扶養控除、住宅ローン控除、生命保険控除、iDECO、ふるさと納税
について解説しました。可能な控除を100%利用して可能な節税は行って、
気持ちよく納税しましょう。
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